Google ビジネスプロフィールとは?

Google マップなどにお店の情報を表示してくれる無料ツール

Google ビジネスプロフィールとは、Google 検索や Google マップなど、Google のサービスにビジネスやお店などの情報を表示し、管理するための無料のツールです。

(左図)検索結果画面に表示される例、(右図)Google マップで表示される店舗ページの例

現在地から近くて評価の高い店を探したい

近年、「地域名+キーワード」のような検索(ローカル検索と言います)が増加しており、”ローカル検索をしているユーザーは来店の見込みが高い”というデータもあります。
たとえば、スマホからGoogle マップ上で「居酒屋」と検索すると、自分のいる位置情報から近い居酒屋の情報が表示され、クチコミや写真を見て、そのまま予約する…このような行動フローが増加しているのです。
(※2017年時点で、44%のネットユーザーが地図検索サービスで行きたいお店を探していると言われており、現在は更に利用者が増えています。参考: The power of media-rich map listings/GoogleStreetViewopen_in_new

そんなユーザーの来店を促し、機会損失を防ぐためにも、Google ビジネスプロフィールへの登録(※正しい情報であることが重要)は、今や店舗運営者にとって必須と言えます。

Google ビジネスプロフィールを始めるときのポイント

  1. 1. 店舗ページを作成しよう
  2. 2. 画像をたくさん投稿しよう
  3. 3. クチコミを管理しよう
  1. 1.店舗ページを作成しよう

    まずはユーザーに見つけてもらうところから

    「会社の近くに評判のいい歯医者ないかな…」
    「営業先の駅で美味しいランチ食べたいな」

    など、「現在地(地域名)+目的」でローカル検索するユーザーは、実現したい何かしらの目的を持った「優良な見込み客」です。パソコン、タブレットからローカル検索を行うユーザーの34%。スマートフォンユーザーにいたってはなんと50%が24時間以内に実際に来店する、というデータもあるほどです。(※1)
    来店する確率がとても高いユーザーに店舗の存在を知ってもらうために、Google ビジネスプロフィールへ登録し、店舗ページを作成しましょう。

    Webサイトはあるし、グルメサイトにも掲載してるから別に必要ないのでは?と考えている方もいるかもしれません。たしかに店舗のWebサイトからでも情報は得られますが、Google マップから検索すれば地図情報、電話番号、時間などの基本情報からクチコミまで、ユーザーは今すぐ知りたい情報を他店舗と比較しながら知ることができます。
    逆に言えば、Google ビジネスプロフィールに登録していないとGoogle マップに店舗情報が表示されません。
    また、Google ビジネスプロフィールに登録されている情報の構成は統一されているので、”すべての店舗においてユーザーが直感的にフラストレーションなく操作できる” というのも選ばれてる理由のひとつかもしれません。

    Google ビジネスプロフィールやSNSの台頭で、ユーザーは今知りたいことを直感的に知れる便利さを知っています。手軽に早く質の良い情報を得る方法が変化しており、グルメサイトで検索する人が減っているというデータもあります。(※2)
    店舗の知名度はなくても、Google ビジネスプロフィールに登録していることでユーザーの目に触れる機会が格段に上がり、そこから新規顧客に繋がると言えます。Google ビジネスプロフィールに登録していれば来店していたかもしれない…そんな機会損失を生まないためにも、今すぐ始めてみるのをオススメします。

  2. 2.画像をたくさん投稿しよう

    店舗ページの表示回数増が見込めます

    Google ビジネスプロフィールの店舗ページを見て、お店はどういう雰囲気なんだろう? 料理は美味しそうかな? という興味を持ったら、次に画像を確認するユーザーは多いと思います。
    外観の画像数枚だけと、内観や料理なども含めて100枚以上登録されているのとでは、ユーザーの興味関心がどちらに向くかは一目瞭然です。
    実は、この登録されている画像は、ユーザーの興味関心を満たす役割を果たすだけでなく、Google ビジネスプロフィールの表示回数にも影響があります。

    Google ビジネスプロフィールに登録されている画像の数と、Google ビジネスプロフィールを通じて送信されたウェブサイトへのアクセス、電話、ルート検索の数の間には一貫した相関関係があることがわかりました。(※1)Google ビジネスプロフィールにある画像が多いほど、店舗ページの発見からユーザーをコンバージョンに導く可能性が高くなるそうです。
    これは表示回数だけでなく、表示されてからのユーザーのアクション(荷電、ルート検索、クリック数)にも影響します。

    顧客アクションの月平均グラフ

    検索結果とマップ表示回数の月平均グラフ

    また、やみくもに画像を登録すればいいかと言えば、そうでもありません。Google ビジネスプロフィールには画像登録にも基準やポリシーがあります。(※2)
    一時的に多く登録するのではなく、継続的に行うことで、Google ビジネスプロフィールを熱心に活用しているお店だとGoogleから判断され、検索順位の上昇が見込めます。

    そして、実は動画を投稿することもできるのをご存知ですか?
    静止画の5,000倍もの情報量が含まれていると言われている動画。掲載できるのは最長30秒ではありますが、30秒以内の動画はエンゲージメント率が80%を超えるというデータもあるそうです。(※3)
    たとえば飲食店であれば、ステーキを焼く音、鍋をグツグツ煮る様子などを届けることができます。また駐車場などの場所をお知らせしたい場合は、主要駅(もしくは道路)からの経路を動画で説明することも可能です。
    特別な機材を用意してきれいに撮影しなきゃ…と肩肘張る必要はありません。ユーザーはリアルな情報を求めているので、むしろスマートフォンで撮影した動画で十分です。

    画像と動画、これらをうまく活用して、ユーザーにお店の情報をより良く伝えていきましょう。

  3. 3.クチコミを管理しよう

    数と質が売上につながるというデータあり

    検索に出てきた店舗にクチコミが書いてあったら、見たくなりますよね。そのクチコミが好意的なものだった場合、ユーザーはその店舗に行くことを決めるかもしれません。
    事実、クチコミを気にするユーザーは81%もいるというデータがあるそうです。(※1)

    しかし、もしそれが悪いクチコミだったらどうでしょう?
    行くのをやめようかな…と思うかもしれませんが、そのクチコミに対して店舗側からの真摯な返信があったら、その決断は覆るかもしれません。
    良いクチコミ、悪いクチコミ、どちらも店舗に来店したユーザーからの投稿です。そのクチコミを真摯に受け止め、ひとつひとつ丁寧に返信し、お客さまとちゃんと向き合う姿勢を示すことで、ユーザーに与える印象をガラッと変えることができます。

    特に悪いクチコミにたいしては、無理に削除しようとするのではなく誠意を持って返信することで、ユーザーの意見を大切にし、サービスや品質の向上に努めている会社という印象をアピールできます。

    また、クチコミの数と質が、Google ビジネスプロフィールからのコンバージョン獲得に大きく影響することが判明したそうです。(※2)
    検索順位に大きく影響するのはGoogle ビジネスプロフィールのカテゴリーで、クチコミの数や評価の高さなどはあまり影響しないそうですが、ビジネスオーナーにとって最も重要である、売り上げに大きな影響を与えているのがクチコミなのです。

    これまでGoogle ビジネスプロフィールの運用において、ローカルSEOの順位を上げれば売り上げにつながると思われがちでした。しかしクチコミへの地道な対応によって、ユーザーの信頼感が増すばかりでなく、売上にも繋がることがわかりました。
    ユーザーと店舗、お互いにとって大きな影響力があるということを理解した上で、クチコミを管理していきたいですね。

\Google ビジネスプロフィールについてもっと詳しく知りたい方/

Google ビジネスプロフィールNG集

店舗名に【駅から5分】とか入れると、上に表示されますか?

キーワードを入れることはNGです!

たとえば「ライクル居酒屋」店があったとします。
Google ビジネスプロフィールへの登録で、店舗名に「【駅から徒歩5分】ライクル居酒屋|渋谷・新宿・神田 朝まで元気に営業中!」などのようなキーワードを盛り込むことは、Google ビジネスプロフィールのガイドライン違反となります。(Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドラインopen_in_new
Google ビジネスプロフィールにおいては、キーワードを入れても検索順位は上昇したりしません。正確な情報を維持することが評価されるポイントです。
ガイドライン違反により、最悪の場合Google ビジネスプロフィールから削除・停止されてしまう場合もあるので、素直に店舗名のみで登録しましょう。

クチコミを書いてほしいので、書いてくれた人にサービス券を渡すのはいいですか?

書いてもらうかわりに、対価や報酬を渡すことはNGです!

クチコミを書いてくれた人には1品無料券差し上げます! 30分無料のサービス券お渡しします! などを条件にクチコミをお願いすることは、ポリシー違反です。
しかし、店員の声掛けや店内のPOPなどで、利用者が自ら書きたくなるような誘導はむしろGoogleは推奨しています。(Google でクチコミ数を増やすopen_in_new
ただしその際、「いい内容のクチコミを書いてくださいね!」などとポジティブなクチコミを強要することはやめましょう。また、従業員がクチコミを投稿することも禁止されています。

クリックするだけでクチコミを投稿できるリンクを、Google ビジネスプロフィールログイン後のメニューから作成できるので、QRコードに変換して店内のテーブルなどに設置しておくのもよさそうです。(ユーザーがクチコミを書くためのリンクを作成するopen_in_new
店舗に関わる人全員でポリシーを理解した上で、推進していくことが重要と言えるでしょう。

説明文に、キャンペーンの情報を載せて紹介するのはいいですか?

それは紹介ではなくアピールとなるためNGです!

「ビジネス情報の説明」のところには、店舗やサービスの紹介を記載します。
「○○%OFFの期間限定キャンペーン実施中」や、「今だけ人気商品のサンプルプレゼント中!」などのキャンペーンや特典の説明は、店舗やサービスの紹介ではないですよね。
特典・特別サービス・キャンペーンなどの情報の記載はガイドライン違反となりますが、実は違反していると気付かずに行われている部分のひとつです。今は大丈夫でも、いつ違反と判定されてもおかしくありません。改めて確認してみましょう。

また、ビジネス情報や住所、カテゴリなどの基本情報は、Googleや第三者のユーザーによって書き換えられてしまうことがあります。
その変更が適正であればいいのですが、間違った情報や悪意のある書き換えが少なからずあることも事実です。余計なクレームやトラブルのもとにもなりますので、定期的に確認することが重要です。

ちなみに、キャンペーンやクーポン、新商品などの宣伝は、Google ビジネスプロフィールの投稿機能を活用すれば掲載可能ですので、こちらもぜひチェックしてみてください。

悪質MEO会社の罠 〜こんな提案に注意!〜

  • ビジネス名にキーワードを盛り込もうとする
  • 業者が自ら、やらせクチコミを投稿することを提案する
  • クチコミの捏造によって、競合他社の口コミ評価を下げる提案をする
  • 一般ユーザーに、インセンティブを与えてクチコミを増やそうとする

などなど…

ガイドライン違反になれば、最悪の場合アカウントが削除される恐れがあります。
今までの評価や、せっかく増えてきたクチコミも消えてしまいます!

\Google ビジネスプロフィールについてもっと詳しく知りたい方/

Google ビジネスプロフィール活用事例

ライクルの事例01

全国約2,000拠点のトランクルームをすべて登録!

エリアリンク株式会社様

基本的にトランクルームは無人店舗となるため、Google ビジネスプロフィールの登録・運用には大きな課題を抱えていらっしゃいました。そんなエリアリンク社がSOTの『ライクル』をご導入いただいた理由、ご導入による成果をお伺いしています。
  • Google ビジネスプロフィールへの課題
    • 無人店舗の登録ができない
    • 営業時間が書き換えられてしまう
    • 登録が複雑
  • ライクルへの決め手
    • 無人店舗の登録ができる
    • Google ビジネスプロフィール公式パートナーである
    • 価格(安い!)
  • 導入による変化
    • Google 検索・マップ検索の表示回数が約4倍
    • Google ビジネスプロフィール上の反応回数が約4倍
    • 顧客獲得単価はGoogle 広告の1/25
      など

ライクルの事例02

地域密着型の企業が実感したGoogle ビジネスプロフィールの影響力

株式会社レクスト様

愛知県内に約50の直営店を構える葬儀式場「愛昇殿」を運営している葬祭事業と、結婚式場「ザ・グランドティアラ」およびホテル・レストラン事業を運営する婚礼事業、それぞれで抱えていた課題と、『ライクル』をご導入いただいた決め手を伺いました。
  • Google ビジネスプロフィールへの課題
    • 新規アカウント登録時のトラブル
    • 保守管理・メンテナンスの対応が不十分だった
    • 公式画像が上位表示されていない
  • ライクルへの決め手
    • お客様にご迷惑がかかっている実態
    • 工数が削減できる
    • 信頼できる
  • 導入による変化
    • この領域へのストレスの消失
    • 生産性があがり必要な業務に集中できている
    • ユーザー側と運営側の見せ方の変化を意識するようになった
      など

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各種資料ダウンロードのご案内

  • ライクルのサービス資料
  • Google ビジネスプロフィールの運用状況チェックシート
  • Google ビジネスプロフィールの最新情報をまとめたGMB Journal

などがダウンロードできます。
全て無料ですので、お気軽にご覧ください。

ライクルの機能紹介

  1. 1. 情報書き換え自動修復機能

    Google ビジネスプロフィール上に登録している店舗情報が、ユーザーやGoogleによって書き換えられてしまう事象に対し、毎日自動で正確な情報へと修復する機能です。
    予め設定した情報を元に、日次で自動修復がかかるため、ご担当者様の作業負担は0です。

  2. 2. 店舗情報一括更新機能

    店舗情報を変更したい場合に、所定のフォーマットにてメールを1通送付するだけで、情報の更新を自動で行う機能です。営業時間や定休日情報を更新する場合など、複数店舗まとめて一括更新も可能となります。
    本機能により、Google ビジネスプロフィールの管理画面から更新作業を行う手間が無くなります。

  3. 3. クチコミレポート機能

    クチコミレポートは、ダッシュボード形式になっており、URLでいつでもご覧いただけます。
    レポートは毎日更新されるため、複数の店舗を運営されている場合でもクチコミへの早急な対応が可能です。

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