大学受験専門の映像・個別指導塾「大学受験ディアロ」open_in_newを運営する株式会社ゼニス(以下、ゼニス社)は、通信教育や塾といった様々な教育サービスを展開するZ会グループの1社です。ゼニス社には現在、SO Technologies(以下、SOT)が提供するGoogle マイビジネスを活用した店舗集客支援サービス『ライクル GMB』をご導入いただいています。
“地域により密着し、地域の皆様に選ばれる塾になるために”と、人手が少ないながらも様々なマーケティング施策を試す中で、「Google マイビジネス」というツールをどのように活用していたのか。そして、この領域をSOTにお任せいただいた理由、『ライクル GMB』導入による社内の意識の変化などを、株式会社ゼニス マーケティング課 係長の山田 久美子様に伺いました。
Sammary
- ご利用企業名
- 株式会社ゼニス
- ご利用期間
- 2019年8月~現在
- 課題1
- 地域に密着したマーケティング施策に力を入れたい
- 課題2
- 知名度、予算、人手が足りない
- 課題3
- ダイレクトメール中心から、デジタルにシフトしていきたい
- 決め手
- 信頼できる/Google マイビジネスを活用したいと考えていた
- ご利用内容
- 定期パトロール/毎月の投稿代行/レポート発行/コンサルティング・分析
- 導入による変化
- 「地域に選ばれる塾になる」メッセージ発信に役立っている
仕事のやり方をWebへシフトしていく際の、社内の意識醸成に貢献
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株式会社ゼニス マーケティング課 係長
山田 久美子 氏
株式会社ゼニスについて
御社の事業内容と、ご担当されている業務内容をお教えください。
山田氏:当社は、総合教育サービスを展開しているZ会グループの1社となり、『大学受験ディアロ』という、大学入試を専門に1対1で学習する映像・個別指導塾を運営しています。
現在は1都3県と静岡県に、計17校の教室があり、これから教室も増やしていこうとしています。最初の教室がオープンして3年目となりますので、知名度なども徐々に上げていっているところになりますね。
私はマーケティング部門を担当しており、ディアロを知っていただき、体験授業や資料請求をしていただくなどといった、お問い合わせを作っていくことをメイン業務としています。マーケティング部門は2名で担当しています。
導入背景
「Google マイビジネス」は地域密着に強いツールだと知ってはいたけれど、必要最低限のことしかできていなかった
『ライクル GMB』を通じてGoogle マイビジネス領域に取り組む前に、マーケティングでお持ちだった課題はございますか?
山田氏:当社はZ会グループ企業ということもあり、創業以来、メインの集客ツールが親会社の持つダイレクトメール(以下、DM)が主流だったんです。
私自身もともとはZ会に在籍しており、そうしたDM中心のマーケティングを行ってきましたが、まさに今年から、親会社のツールだけに頼るのではなく、「より地域に密着した形でご案内していくにはどうしたらいいか」を考え始めていました。
他の施策では、DM以外にも折り込み広告を打つことも頻繁に行ってきましたが、知名度のない会社ということがあり、なかなか反応が見られず……。
また、デジタルでの集客についても、Web広告やSEOなども実施しており、一通りのマーケティング施策を試してはみました。しかし、教室数がそこまで多くなく、知名度がまだまだ低い小さい企業なので予算や人手も少ないという状況があり、どれも中途半端になってしまうという課題がありました。
様々なマーケティング施策を試されていた中で、「Google マイビジネス」のことはご存じでしたか?
山田氏:そうですね、知っておりました。ディアロは1対1の個別指導塾となるため、塾の人数規模はそれほど大きくありません。
なので、電車で来ていただくというよりは、その地域のお客様に通っていただくことが中心になるだろう、と考えています。
今まではDMで、住んでいる方にピンポイントで知っていただきお通いいただくことができたのですが、それもなかなか難しくなってきた中で、Google マイビジネスが地域密着型での訴求に適したツールだと知り、興味を持っていました。
『ライクル GMB』ご利用以前は、「Google マイビジネス」をどのように使われていたのでしょうか。
山田氏:Google マップに出したかったので、必要最低限のことだけ登録しておりました。
投稿機能なども使ってはみるものの、続けてやることが難しく、半ば放置状態になっていましたね。

『ライクル GMB』をご導入いただいた理由をお聞かせください。
山田氏:Google マイビジネスを活用したいというのもありますが、仕事のやり方を変えていかなきゃ、という思いがありました。
今までDMがメインだったマーケティング方法を、Webなどの違うツールにシフトしていこうと考えた際に、2人しかいない中でどう組み立てていくかが大きな課題としてありまして。その中で、Web広告等々でお世話になっていたソウルドアウト様に御社をご紹介いただき、ソウルドアウトグループであればと、導入させていただきました。
ちょうどGoogle マイビジネスを扱う企業様を探している最中に、悪質な業者がいるといったことを耳にしたこともあり、どう(パートナー企業を)探せばよいのか、仕様も頻繁に変わるため、何が正解かわからなかったりもしたのですが、それこそソウルドアウトグループであれば間違いないだろうと。
また、私自身マーケティングの経験は長くなってきていますが、Web領域は今勉強していることもあって、信頼できる企業様とご一緒させていただく方が、仮に人手が足りていたとしても安心だなと思っていました。
ご利用内容
『ライクル GMB』をどのようにご利用いただいていますか?
山田氏:新校がオープンするタイミングで私が登録し、その後の運用を御社にお願いしています。
毎月体験授業などを行っているため、自分たちでは運営できていなかった投稿機能や、Google マイビジネスの定期的なパトロールをしていただいていますね。私が直接Google マイビジネス内にログインして見ることは時々で、基本的に運用は御社にお任せしています。
毎月お出しいただくレポートは、私たちの部門と上層部が直結していることもあり、会議体で共有・報告に使わせていただいていますね。まだ導入してからの期間が短いので、今は「Google マイビジネスはこういう数字の動き方をする」という社内での認識をすり合わせることがメインの使い方になっています。
導入による成果・変化
この領域に力を入れていくということ自体が、地域に密着し、地域に選ばれる塾になっていこうというメッセージ発信に役立っています
『ライクル GMB』をご導入いただいたことによる成果や、意識や環境の変化はございますか?
山田氏:先にもお伝えしましたが、導入してから期間が短いため、成果という意味ではこれからに期待しています。
環境の変化としては、直接的な言い方にはなってしまいますが、この領域に毎月費用をお支払いする、力を入れていくということが、地域に密着し、地域に選ばれる塾になっていこう、というメッセージ発信にすごく役立っているのかなと感じています。「地域に密着」というテーマがあるので、「やらない理由はないね」と、社内も非常に自然に入っていけていますね。
当初狙っていたところではないけれど、今までの仕事の仕方や方針を変えていく中で、社内の意識醸成は難しいと思うのですが、今回そこに役立ってもらえています。
また、先日グループ会社のマーケティング部門担当者とお話した際に、“ディアロ”と検索した結果を見て、Google マイビジネスをちゃんと運用していると感じたようで、「自分たちもやりたいんだけどなかなか出来ていなくて、時間の捻出など、どういう風にやっているか聞きたかった」、と言われました。「そうだよね、実はね……」と(笑)。
やはり、教育系のサービスは教室数が増えれば増えるほど運用に手間がかかってしまうのですが、とはいえ、Google系のサービスはベーシックになっていくことが多く、手間がかかっても、人手が足りなくてもやりたいものなので、改めて助けていただいてありがたいなと感じました。

サービスへの感想や、今後期待したいことなどがございましたらお聞かせください。
山田氏:本当に良くさせていただいています。ありがとうございます。
今後に期待したいところですと、投稿内容やクリエイティブの制作までお願いできると大変助かりますね。
あとは、DMやチラシは入稿期限が決まっているため、それに向かって取り組みやすいのですが、そちらが多忙になるとWeb領域になかなか手が付けられず、機会を逃してしまうことが起こりうるなと思っています。
自分たちだけではやりきれないスケジュールのフォローまでいただけると、とてもありがたいです。
メッセージ
「人手が足りないこと」が理由でできないというのは非常に勿体ないこと
ありがとうございます!最後に、同じようなお悩みを抱える企業様にメッセージをお願いします。
先ほどもお伝えしましたが、マーケティング部門は、やりたいことが多々あっても、人手が足りないという深刻な問題を抱えています。
特に当社と同じ教育系の企業では、メインの教育に携わる人間からアサインしていくため、マーケティング部門は手薄になりがちです。ただ、「人手が足りないこと」が理由でできないというのは非常に勿体ないことですので、そういった部分でお手伝いいただけるのはありがたいですし、心強いことだと感じます。
Google マイビジネスのようなサービスは、一生懸命取り組んでも仕様がすぐ変わることもありますし、自分たちの専門分野でないところは、プロのお力を借りてうまくやっていくと良いのではと思います。

左から、山田様、SOT広瀬
さいごに
ゼニス社には『ライクル GMB』をご導入いただいてからの期間は数ヵ月ではございますが、これまでのマーケティング施策がチラシやDM中心だったところからデジタル・Webに仕事のやり方を変えていくにあたり、「社内の意識醸成に一役買っている」というお言葉をいただきました。
また、新しく、仕様もどんどん変わっていくツールだからこそ、「やりたいけれど人手が足りない」「やりたいけれど正解がわからない」といった課題に対し、安心してSOTにお任せいただけていることが伺えました。
お忙しい中、ありがとうございました!
企業情報
- 株式会社ゼニス
- 総合教育サービスを展開するZ会グループの1社であり、「入試にも、その後の人生にも必要な力」を提供するべく、大学受験専門の映像・個別指導塾「大学受験ディアロ」を運営。
- 大学受験ディアロ: https://dialo.jp/ open_in_new