2023.10.25

全施策の中で学習塾の資料請求・無料体験獲得数が1.5倍に!フランチャイズ300店舗のGoogle マップ支援 / 株式会社グローウィン

Webコンサルティングとオンライン口座振替サービスを通じて、クライアントの目標達成、業務効率化をサポートする株式会社グローウィン(以下、グローウィン社)。2022年2月より、SO Technologies株式会社(以下、SOT)のGoogle ビジネスプロフィールを活用した店舗集客支援サービス「ライクル」をご利用いただき、顧客企業のマーケティング支援にご活用いただいています。

今回は、グローウィン社の顧客である学習塾企業の支援例をもとに、ライクルの活用方法や成果、今後の展望ついて伺いました。

お話を伺ったのは、株式会社グローウィン プロデューサー 副島 隆弘様、アシスタントプロデューサー 谷 竜様、アシスタントディレクター 太田 幸恵様の3名です。

Sammary

ご利用企業名
株式会社グローウィン
ご利用期間
2022年2月〜現在
効果・成果
フランチャイズ300店舗のオーナー権限の取得・移行 8割超
全施策の中でGoogle ビジネスプロフィール経由の資料請求・無料体験獲得数が約1.5倍増加
流入経路の可視化
業務効率化、工数削減
  • 株式会社グローウィン プロデューサー
    副島 隆弘 氏

    マネージャーとして、全体の案件管理、予算管理、進行管理を主に担当。Web集客戦略立案や社外セミナーの開催等も担当。

  • アシスタントプロデューサー
    谷 竜 氏

    Webマーケティング施策の策定、提案および、Google ビジネスプロフィールの運用等を担当。

  • アシスタントディレクター
    太田 幸恵 氏

    クライアント300店舗のWebサイト運用およびGoogle ビジネスプロフィールの運用、アカウント管理、各店舗のフォローアップ等を担当。

株式会社グローウィンについて

個店舗から多店舗まで。得意のWeb領域で企業の成長を支えるコンサルティング企業

御社の事業内容についてお教えください。

副島氏:Webコンサルティング事業と口座振替サービス「e海舟」を展開しています。

Webコンサルティングにおいては、とくに解析を1番の強みとして認識しています。お客様と課題を共有し、成果目標に向けて要件定義を行い、広告運用やSNS運用などの集客、Webサイト制作、ツール導入、システム開発など幅広くご支援しています。Google ビジネスプロフィールも運用チャネルのひとつで、多店舗企業の運用にはライクルを利用しています。

お客様は本社がある福岡の地場産業である通販系のクライアントや不動産、スポーツジム、学習塾、専門学校、神社など、多岐に渡ります。

今回ご紹介いただくクライアント企業について、業種や店舗規模、マーケティングの活用状況をお教えください

副島氏フランチャイズで300校以上の規模となる学習塾のご支援にライクルを利用しています。

マーケティング施策はWebを中心に、CMやチラシなどのオフライン施策も含め行っています。サイト制作、システム開発から広告運用、その後の運用結果の分析や改善まで集客支援の大部分を担当させていただいており、柔軟かつ迅速な施策が不可欠です。その点において、Google ビジネスプロフィールの一括管理は必須といえます。

導入背景

Google ビジネスプロフィール支援を開始するも、300店舗のオーナー権限取得に課題

ライクルの導入以前、御社ではGoogle ビジネスプロフィールをどのように認識されていたのでしょうか。

副島氏:Google ビジネスプロフィールを活用した発信は、ライクル導入以前からお客様へご提案や運用を行なっていました。2021年ごろから、トラフィックの参照元の割合でGoogle マップからの流入が非常に増えてきたこともあり、学習塾クライアント300校舎のMEO案件で、本格的にGoogle ビジネスプロフィールの運用を実施することにしました。

ライクル導入前の課題と、導入にいたったきっかけをお教えください。

副島氏:導入のきっかけとしては、先ほどの学習塾クライアントのGoogle ビジネスプロフィールのオーナー認証への課題でした。一括管理をしたい300校舎のうち、半分弱程度しかオーナー認証を取得できていなかったんです。また、積極的に自主運用をしている校舎とそうでない校舎の差が激しく、品質の水準を上げたい思いもありました。

谷氏:当時、Google マップの情報自体は、校舎オープンの際にWebサイトの制作とあわせて登録していました。ただ、オーナー認証には電話を使った認証などが必要であるため、弊社だけではすべてまかなうことができず、オーナー権限はフランチャイズの各校舎が任意で取得しているという状況でした。

導入の決め手をお教えください。

副島氏:他社サービスと比較検討した結果、使いやすさと、価格以上の価値を感じたことが決め手になりました。あと、西岡さん(ライクル事業本部 マーケティング担当)の人柄で。

太田氏「反映が早くて管理がしやすい」こと、「商品の登録や投稿も一括で入稿可能」なことから、多数のアカウントの運用を効率的に行える機能が魅力でした。

活用方法・成果

オーナー権限は8割取得。全施策の中で、資料請求・無料体験のCVが1.5倍増の集客成果も

ライクル活用において、現在の運用体制をお教えください。

副島氏:全体管理は弊社と学習塾本部で行っています。実際の投稿やクチコミ対応などの運用は、自主的にできる校舎にはお任せし、難しい校舎はこちらで一括対応するなど、必要に応じてサポートしています。

オーナー権限取得を進めた方法と、苦労した点をお教えください。

副島氏:弊社では、学習塾本部と共同で各校舎向けに月2回のWebセミナーを開催しています。内容は集客、塾の運営に関するものなどが中心です。Webからの集客強化を目的にGoogle ビジネスプロフィールの活用を徹底するべく、無料で利用できることや活用方法の紹介、一緒に運用していきましょうという呼びかけとともに、オーナー権限取得・共有いただけるようご案内しました。セミナー参加率は8割程度と高かったです。

太田氏:苦労した点としては、オーナーではなく管理者権限(1段階下の権限)を付与された場合に再度権限を変更いただくなど、何度かご連絡を入れざるを得ないケースです。

谷氏地道にやらなければならない大変さはあります。まったく知らない方も中にはいらっしゃいますので、趣旨や操作手順などまでフォローが必要な場合もありました。しかし、一括管理をするための仕組みはライクルで実現できるので、オーナー権限をいただいたあとの運用は非常にスムーズでした。

ライクルの活用方法をお教えください。

谷氏:Google ビジネスプロフィールへの店舗登録と保守運用をメインに活用しています。全体管理をするようになってから、情報が定期的にユーザーに書き換えられていることが見えてきました。自動の保守運用は非常に助かっています。

太田氏:SEO・MEO施策としてGoogle ビジネスプロフィールの(最新情報の)投稿を月に1~2回程度行っており、ライクルの一括投稿機能を活用しています。夏期講習などの需要が高まる募集時期は、他の広告を強化しつつ、Googleの投稿でも同様の訴求と、申し込みフォームのリンクを設置して問い合わせ導線を増やし、面を広げる施策を行っています。

クチコミ返信にはどのように取り組まれていますか?

谷氏現場のリアルな声で返信してもらいたい方針で、基本的には各校舎にお任せしています。過去数例ですが、心当たりのない低評価のクチコミへの返信についてなどの相談を受けることもありました。その際にも鎌田さん(ライクル事業本部 カスタマーサクセス)をはじめ、スタッフの方々に快くサポートいただき、ご提案いただいた内容をもとに、各校舎へ対応方法を共有しています。

レポートの活用方法をお教えください。

副島氏:各校舎に対しては、他ツールのデータとライクルのレポート内容を合わせ、見やすく整形したものを展開しています。

谷氏:社内では数値の把握のほか、社内会議資料や効果検証のために活用しています。ライクルのレポートは全校舎の情報を横断的に確認できるので、全校舎向けのセミナーでも引用資料として活用しています。

また、現在はGoogle ビジネスプロフィールの投稿単位の分析を実施中です。今年春に実施した全体施策の中でも、Google ビジネスプロフィールの投稿経由のコンバージョンを予想以上に獲得できていることがわかり、さらなる活用のため解析を進めております。

ライクルの定例会をどのような機会として利用されていますか?

副島氏:Google側で頻繁に仕様変更があるので、常に最新情報を共有してもらう場として役立っています。

谷氏:運用面では、さまざまな提案や活用事例を紹介してもらえるので、新しい施策にトライする機会になっています。最近でも投稿施策としてLINE公式アカウントの情報掲載例などもご紹介いただき実践しました。ご提案から施策につながったり、アイデアが広がるなど、Webに限らず集客を考える上で非常に助かっています。

ライクルを導入した成果をお教えください

副島氏:まずは、当初の目的であった弊社でのオーナー権限管理数は、全体の8割程度となっており、達成できています。また、リスティングやディスプレイ、SNSなど他媒体と絡めた施策によって、Google ビジネスプロフィール経由の資料請求・無料体験のコンバージョンが約1.5倍に増えました。

谷氏:ライクルのレポートを利用して、Google ビジネスプロフィールの閲覧者から、どの程度コンバージョンにいたっているかを可視化できたことも価値が大きいと考えています。

また、ライクルを使うことで多数アカウントの運用・管理コストが下がり、業務を効率化できたと実感しています。サポートも細やかなのでスムーズな運用を実現できております。

メッセージ

「すべてのチャネルが重要」の認識を持ち、クライアントに寄り添える仕組みとサポートを提供したい

御社のGoogle ビジネスプロフィール支援に対する展望をお聞かせください。

副島氏:多店舗展開を行っているクライアント様にはライクルを利用してご支援できていますが、弊社の口座振替サービスを利用しているお客様は個店舗やおひとりで運営されていることも多くあります。弊社としてもGoogle ビジネスプロフィールのノウハウを強化し、法人・個人問わずさまざまな業種の皆様の集客強化、売上UPを実現したいと考えています。

谷氏:検索エンジン・SNSと同じくらいGoogle マップ検索やマップ情報の重要性が高まっている認識ですので、最大限活用したいと考えています。また、クチコミというリアルなユーザーの声は消費者にとって重要な判断材料となりますので、集まったクチコミの活用も積極的に行うべきです。

太田氏情報の伝え方によって、お客様の意思決定が大きく左右されます。興味関心を高める情報発信を常に考え、学びながら、認知度向上と集客につながるGoogle ビジネスプロフィール活用を目指して業務に取り組みたいです。

最後に、御社と同じような課題を持つWeb支援企業に向けて、コメントをお願いいたします。

谷氏:Google ビジネスプロフィールを含め、ユーザーの情報収集チャネルは多様化しているため、「なにがきっかけになるかわからない」と実感しており、このことを常に念頭において企画、施策に取り組んでいます。顧客、ユーザーに喜んでいただけるサービスを目指すうえで、ユーザーの行動心理に合わせた様々な導線が不可欠です。

副島氏:とくに多店舗展開を支援されている企業でしたら、Google ビジネスプロフィールの支援は切っても切り離せないですよね。Google ビジネスプロフィールをさらに活用するためのひとつの選択肢として、ライクルを使うのは非常に良いのではと思います。

さいごに

今回は、株式会社グローウィン 副島様、谷様、太田様にお話を伺いました。

インタビューでは、Web支援と併せてGoogle ビジネスプロフィールを最大限に活用するための施策、今後の展望についてお話頂きました。多種多様な企業の目標達成に向けて伴走するグローウィン社の施策は、同様にコンサルティングサービスを提供する企業はもちろんのこと、様々な事業会社でも参考になるのではないでしょうか。

さらにGoogle ビジネスプロフィールを活用いただけるよう、今後も新たなご提案や機能開発に努めてまいります。

この度はお忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました!

企業情報

  • 株式会社グローウィン
    • 福岡本社:福岡県福岡市 / 東京オフィス:東京都中央区
    • 2016年設立。「ウェブを通して“豊かさ”を創造する」というコンセプトのもと、Webコンサルティングサービスと口座振替サービス「e海舟」を展開。
    • コーポレートサイト: https://glowin-inc.jp/ open_in_new

ライクルについて

Google ビジネスプロフィールの一元管理を実現。
正確な店舗の情報をGoogle マップや検索画面に表示させ、集客まで支援します。

サービス内容を確認する